#contents

* 概要

APC UPS 用のユーティリティ。~

UPSと直接通信できるPCは1台だが、それをサーバとすることで、~
複数台の自動シャットダウンが可能。~

- http://www.apcupsd.com/manual/Configuration_Examples.html#SECTION000134000000000000000
- http://www.sky.sh/orca/ups.htm
- http://www.tm-site.net/linuxroom/UPS.htm

* マスター/スレーブ方式の互換性

3.14 以降は旧来のマスター/スレーブ方式を、信頼性の問題からばっさり切り捨てているので要注意。~
ネットの記事は旧来の方式が多いのでさらに注意。~

NISを使ったモードが推奨とのこと(リリースノートより)。~
サーバクライアントともに standalone 扱いなのに注意。

* Debian サーバ

インストール

 aptitude install apcupsd
 # 設定変更(下記参照)
 /etc/init.d/apcupsd restart

/etc/apcupsd/apcupsd.conf

 # USB 接続
 UPSCABLE usb
 UPSTYPE usb
 # ここは空指定でいいらしい
 DEVICE
 
 # バッテリー残量 30%以下でシャットダウン
 BATTERYLEVEL 30
 # ランタイム 10分以下でシャットダウン
 MINUTES 10
 
 # サーバ用の設定
 NETSERVER on
 # サブネットマスク
 NISIP 192.168.1.0
 # ローカルからもクライアントからもアクセス可能
 NISIP 0.0.0.0

/etc/default/apcupsd
 ISCONFIGURED=yes

* Windows クライアント

 UPSCABLE ether
 UPSTYPE net
 # アドレスは環境に合わせて適当に
 DEVICE 192.168.1.100:3551
 POLLTIME 10
 
 # ここは同じで
 BATTERYLEVEL 30
 MINUTES 10

* 物理構成

- UPS
-- ディスプレイ
-- Debian サーバ
-- Windows クライアント
-- ルータ(サーバ/クライアント間の通信用)

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS