http://maven.apache.org/
概要
Javaによるソフト開発でAnt越しにやっているだろう定型処理、を取り扱っている開発支援環境(?。
targetをいちいち書かなくても、comple(ソースのコンパイル)、
test(ユニットテスト)、package(jar生成)といったものから、
site(サイトの生成)までやってくれる。
それぞれがplug-in。
版管理とかバグトラッキングとかML管理とかのプラグインもあるっぽい?
一通りの機能をちゃんと使えるようになるまでのイニシャルコストが高いけど、
その後はかなり楽、らしい(研究室のイタリア人情報。
使い始め
- インストール
- 適当な場所(/usr/local/とか)に展開するだけ
- パスの設定
MAVEN_HOME=/path/to/maven
PATH=$PATH:$MAVEN_HOME/bin
- 個人設定
- 何もしなくてもよい
- 最初のプロジェクト生成時に設定ファイルが ~/.m2/ 以下に置かれる
- プロジェクト生成
mvn archetype:create -DgroupId=jp.naname.hello -DartifactId=HelloWorld
- groupId はJavaのパッケージ名
- artifactId はプロジェクト名(生成物の名前や生成されるディレクトリ名に使用される
- 初回はあれこれダウンロードする
- プロジェクトにたいしてあれこれ実行
cd /path/to/HelloWorld
mvn compile
- compile の部分は goal(Antで言うtarget
- それぞれの goal に対して初回は plug-in のダウンロードが行われる
注意
1.0と2.0ではいろいろ違う模様。
そもそもコマンド名が maven と mvn で違うとか。